家財保険とは?火災保険への加入の必要性を解説
火災保険の対象の一つに、「家財」があります。
火災保険の対象である「建物」や「家財」には、それぞれ明確な定義があります。
家財保険に加入する必要性や保険金を受け取る方法について、正しく知識を得ましょう。
そもそも家財って何?
保険における「家財」には、明確な定義があります。
保険の対象について、正しく認識しましょう。
保険における家財の定義
家財とは
家財とは、日常生活に使用している動産を指します。
家財には、一般的に室内に置かれている生活に必要なものが含まれます。
例えば、家具・家電・衣服・自転車などが家財として定義されています。
火災保険では、家財を保険の対象に入れるか、加入者が自ら選択することが可能です。
家具と家財の違い
家財は「家具」と字面が似ていることから、言葉の定義が混同されがちです。
家財は、日常生活に使用しているものを包括的に示すため、その中に家具も含まれています。
ただし、動かすことのできない住宅に備え付けの家具・畳などの建具や、システムバス・キッチンなどの設備は、家財ではありません。
一見、家具の一部にも見受けられますが、建具・設備はすべて「建物」として定義されます。
保険の対象は建物・家財で区別される
保険の対象は、主に「建物」と「家財」で区別されます。
火災保険の加入時には、保険の対象を「建物のみ」「建物と家財」「家財のみ」から選ぶことが可能です。
このとき、建物のみの保険に加入すれば、当然家財が損害を受けても補償の対象にはなりません。
家財は、火災や自然災害で損害を受けると、修理や買い替えにトータルで相当な費用がかかってしまうことがあります。
生活に最低限必要な家電・家具・衣類などの再購入費用を、すべて自分でまかなうのは大変なことです。
いくら所有する物が少ない人でも、必要な家電一式を買い換えるだけで10万円台〜数十万円はしてしまうでしょう。
事前に保険の対象に家財を入れておくことで、もしものときにも出費がかさまず、安心です。
家の中にある家財は、トータルで再度購入すると相当な金額になるものです。もしものときに備えておくことも考えましょう。
火災保険では、保険金を受け取るために火災保険申請が必要です。
申請時には、火災保険申請サポートを利用する手段もあります。
火災保険でどれだけ負担が軽くなるか?
お気軽にご相談ください
火災保険に加入しているにもかかわらず、有効に活用できていないお客様が多数いらっしゃいます。
もしかすると修繕が必要な屋根や外壁の費用は火災保険で賄えるかもしれません。お気軽にご相談ください。
家財保険に加入する必要性はあるのか
家財に対する保険は、加入するかどうかを加入者本人が自由に判断します。
家財保険に入るメリット・デメリットを把握し、必要性を判断しましょう。
家財保険とは
家財保険とは
家財保険とは、日常生活に使用している動産のみに対する保険のことです。
家財保険は、家財保険は火災保険の一種です。
保険の対象を家財のみに絞り、建物に対する火災保険と同じような補償をされます。
保険会社によっては、建物と家財の両方を対象とする火災保険の商品を選ぶこともできます。
賃貸物件に住む場合には、原状回復のために家財保険への加入が必須のことがありますが、持ち家に住む場合には加入者が自由に加入するかどうかを決められます。
家財保険に入っておくメリット
家財保険に入るメリットには、次のようなことが挙げられます。
家財保険に入っておくメリット
- 日常生活の事故(水濡れ・空き巣・盗難など)も補償される
- 賃貸の場合:原状回復にかかる費用負担がなくなる
- 持ち家の場合:家財の再購入にかかる費用負担がなくなる
家財保険に入っておけば、建物内にあるほとんどの家具・家電・生活用品が保険の対象になります。
火災や自然災害の発生時にはもちろん、生活で起こりうるさまざまな事故も保険で補償されます。
例えば、飲み物をパソコンにこぼして故障させてしまったり、子どもが遊んでいてテレビを倒してしまったりなどの事故についても、保険金が降りることがあります。
生活における万が一の事態に備えて、建物も家財も保険をかけておくと安心感が増すでしょう。
家財保険のデメリットはある?
家財保険に入るデメリットは、以下の通りです。
家財保険に入っておくデメリット
- 保険料がかさむ
- 何も起こらなければ掛け捨てになる
- 補償内容を理解していないといざというときに使えない
建物のみに対する火災保険と比較して、家財保険を付帯させた場合には月々の保険料負担は増えてしまいます。
保険は万が一のことがあって初めて利用する仕組みなので、何も起こらない場合にはお金が返ってくることはありません。
また、補償内容を理解しておらず、軽微な事故で使えることを知らずに申請しない人も多々います。
家計状況や家財のリスクを考慮して、家財保険が必要かどうかを判断し、加入する際には補償内容をよく把握しておきましょう。
自宅が賃貸か持ち家かどうか、生活上で事故が起こるリスクが高いかどうかによっても、家財保険の必要性が変化します。ご自身の生活環境を考慮の上、加入するかを判断しましょう。
家財の被害について保険金を受け取る方法
家財が損害を受けた際に、保険金を受け取るには申請が必要です。
火災保険申請の大まかな流れを確認しましょう。
まずは保険証券を確認しよう
家財が損害を受けたら、まずは加入している火災保険の補償の範囲について、以下の方法で確認しましょう。
加入している家財保険の確認の仕方
- 保険証券番号を確認して、保険会社に問い合わせる
- (保険証券を紛失したら)保険会社に保険証券の再発行を依頼する
- (賃貸物件の場合は)不動産会社に確認する
保険金を受け取りたくても、そもそも加入している保険の補償の範囲外であれば、当然保険金は受け取れません。
まずは手元にある保険証券や、賃貸物件を借りた不動産会社へ連絡し、補償の対象になるかどうかを確認しましょう。
保険金を受け取るには火災保険申請が必要
家財保険の保険金を受け取るためには、火災保険申請が必要です。
申請時には、以下の書類を用意しましょう。
家財保険の火災保険申請に必要な書類
- 保険金請求書
- (火災や事故の場合)罹災証明書
- (盗難などの場合)盗難状況報告書
- 損害品明細書
- 修理の見積もり書
- 損害部分の写真(建物全体・損害個所・損害品収納場所など)
- 物件賃貸借契約書の写し
家財保険の保険申請手続きでは、多くの書類や証拠写真の準備が必要です。
漏れなく用意し、不備なく進めることでいち早く保険金を受け取れるようにしましょう。
火災保険申請のステップは、こちらのリンクからも確認できます。
確実に受け取るためにサポートを検討しましょう
火災保険の保険金申請は、火災保険申請サポートの助けを借りた方がスムーズです。
保険の前提知識については、火災保険会社や保険の鑑定人が保険のプロである一方で、火災保険加入者は知識が十分ではありません。
金額交渉などの場面では、火災保険のプロの主張に、適正な保険金額が提示されているか、判断に迷うことがあります。
申請自体もさまざまな書類を提出する必要があるため、自分1人でやるとかなりの時間と労力がかかってしまいます。
保険の知識を持った火災保険のプロが申請手続きのアドバイスを受ければ、火災保険の審査に通りやすくなり、適切な保険金額を受け取れる可能性が高ります。
まとめ
家財の再購入にはトータルで多額の費用がかかってしまうため、自己負担で購入すると経済的負担が大きくなります。
家財には生活に最低限必要なものも含まれます。購入が遅れるとその期間の生活が成り立たなくなるため、家財保険への加入も検討し、建物・家財の両方に万全の備えをしましょう。
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